滝上町・西興部村

滝上

終末処理場の横にたつ赤いかまぼこ型のお堂に、浮彫りで合掌姿のお地蔵さんが安置されています。昭和25年に造立された座像で、耐水ペイントで塗装されていました。雨にも負けず、交通安全を見守ってくださっているお地蔵さんです。

西興部/上興部

国道239号道の駅「にしおこっぺ花夢」の向かいに、赤い屋根のお堂があります。

右手に錫杖、左手に宝珠を持つ丸彫りの「安全地蔵」が安置されていました。頭陀袋を下げて、赤い頭巾・マント・よだれかけをつけています。みな新しいもので、よだれかけに「旭川◯ ◯子九十歳」と記されていました。

二度目にお参りした折、新しい赤いマントには「旭川 ◯◯子九十三歳」と記されていました。

昭和36年、ここで16歳の男子が交通事故で亡くなりました。いまは旭川に住むお母さんなのでしょうか、息子さんの分まで長生きしてください。合掌。

上興部↑

Google マップは現在の Cookie 設定では表示されません。「コンテンツを見る」を選択し、Google マップの Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Google マップの[プライバシーポリシー]をご確認ください。Cookie の利用は、[Cookie 設定]からいつでも変更できます。

小学校前↓

Google マップは現在の Cookie 設定では表示されません。「コンテンツを見る」を選択し、Google マップの Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Google マップの[プライバシーポリシー]をご確認ください。Cookie の利用は、[Cookie 設定]からいつでも変更できます。

小学校前

国道239号を市街地まで引き返します。西興部小学校学校の前に、農産物直売所のように見える建物。

この建物は六地蔵尊のお堂です。内壁に小学生がデザインした各年度の交通安全旗が掲げられていました。

昭和三年に建立されたこの六地蔵は、当初、まちはずれの旧国道脇にまつられていました。葬儀の際の葬列はそこで棺をこしから車やソリに移して火葬場に向かったため、近くの橋は「なみだ橋」と呼ばれたそうです。昭和40年に、尊像は現在地に移され、交通安全にご利益があるところから毎年無事故祈願が行われています(『西興部村史』)。

 

建物の屋根には、「目標 交通事故死ゼロ7000日 達成日平成26年3月31日」と記した看板が掲げられていました。

 

村内の国道239号で平成7年1月30日、死亡交通事故が発生。西興部村はその時から交通事故死ゼロの記録を更新中です。右記の目標はすでに達成済みで、平成29年12月18日には8357日を記録して、これまで最長だった後志管内泊村を抜きました。

令和元年9月22日には9000日に達して、道内の交通死亡事故ゼロ日数をさらに更新中です。

村の公園に、これまでの偉業をたたえる石碑がたっています。