仁木町・余市町

仁木

国道5号の稲穂トンネル仁木側に、「安全祈願之碑」がたっています。

 

昭和29年、岩内大火の救援物資を満載した日本通運のトラックが、当時標高436mであった稲穂峠の8合目付近で谷へ転落する事故が起き、運転者が即死。同じ悲劇を繰り返さないとの願いを込めて、日通小樽支店の同僚がこの碑を建立しました(『新仁木町史』『新共和町史』)。

 

当時の稲穂峠はつづら折りの細い坂道で、交通の難所とされていました。昭和38年に、延長1220mの全道一長いトンネルが完成して、碑は、このときに共和町側から現在の仁木町側へ移されました。いまの稲穂峠は標高266m。

余市

真言宗密厳寺は、「北海道八十八カ所霊場」の第六十二番札所。

門前にたつ朱色の観音堂に、交通事故で子どもを亡くした方が寄贈した聖観音菩薩と不動明王が安置されています。

 

お堂の柱に、真言を記した札が掲げられていました。

観音さんは、「オン、アロリキヤ、ソハカ」

 

お不動さんは、「ナウマクサマンダ、バザラダン、カン」です。

Google マップは現在の Cookie 設定では表示されません。「コンテンツを見る」を選択し、Google マップの Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Google マップの[プライバシーポリシー]をご確認ください。Cookie の利用は、[Cookie 設定]からいつでも変更できます。