道道97号豊浦京極線を豊浦町との境界近くまで南下すると、新道がゆるい左カーブを描いているところに、きついカーブの旧道が残されていました。
その最も奥まったところにたつお地蔵さん。台石の正面の刻みは「交通安全」。
円形の頭光を持つ丸彫り像で、握る錫杖は円環部を欠いています。
事故が起こった当時は、未舗装の砂利道できついカーブだったのでしょう。現在のように舗装されたゆるいカーブであったなら、事故は起こらなかったのかもしれません……。
国道276号脇におたちのお地蔵さんをお参りしました。
うしろには羊蹄山。
農作業をしている方に伺ったところ、先立った地区の人々を慰霊するために建立した地蔵尊とのこと。合掌。
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