大成から道道740号北檜山大成線で富磯まで寄り道をして、「相泊の地蔵様」12体をお参りしました。
通行の安全と海難死者慰霊のために安置された尊像で、その由来は『大成町史』に紹介されています。
国道230号沿いの西丹波に、5体のお地蔵さんをまつるお堂があります。中央の最も大きな像は右手に錫杖、左手に宝珠のお姿です。その台石には「身替地蔵尊」と刻まれています。
『北檜山町五十年のあゆみ』は、「西丹羽・交通安全地蔵尊」と記していました。
国道229号沿いの法性寺門前にたつ二つのお堂に、丸彫りで合掌するお地蔵さんがまつられています。左側の像の台石前面には「交通安全」、うしろには「昭和四十五年建立」とあり、像の背中に戒名・俗名と「行年二十六歳」と刻まれていました。
国道229号沿いの延命寺前に、ほっそりとした地蔵尊がおたちです。丈は等身大弱ですが、道内のお地蔵さんのなかではトップクラスの細身です。
延命寺の本尊は、「榀(しな)の木地蔵尊」。現在は本陣奥に安置されていて、ご開帳は毎年7月24日の大祭のみ。尊像の木肌を削りとることを「お垢あかを授かる」と称し、木肌を傷口に当てたり、煎じて飲んだりすると、どんな病気も治るとされてきました(『瀬棚町史』)。
虻羅(あぶら)地区の国道229号の山側に、黄色の交通安全旗がたち並んでいました。石段を10段ほど登ると「薬師地蔵」と書かれたお堂があります。
高さ10cmから30cmの、かわいらしいお地蔵さんが7体、丈の高い像を中心にして山型に安置され、みな、おそろいの赤いよだれかけと紫色の頭巾をつけて座していました。
神丘地区のお地蔵さんは、国道230号より一段高い丘の上にまつられていました。左の写真の右下が国道です。
『改訂今金町史上巻』に、「地蔵尊 字神丘十一号線 子ども及び母親たちの健康と安全を願い、大正初期に建立されたが、地方道の整備ついで国道敷設に伴い、二度移転しその後神丘共和の十三戸が守っている」という記述がありました。
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