岩見沢市

中幌向鶴見橋近く

国道12号に面して「交通安全祈願地蔵尊堂」と呼ばれるお堂がたっています。

まつられていたお地蔵さんは合掌する浮彫り像。

舟形光背は像高に比べると高く尖り、まるでサーフィンボードのようです。お顔には満面の笑みが感じられました。

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中幌向北斗橋近く

道道340号沿いの北斗橋近くにある「南二線東三号交通安全地蔵尊堂」です。

3体の石仏が安置されていて、中尊は右手に錫杖を持ち左手で祈る姿の浮彫り像。

3体とも乳幼児のお古と思われる白いよだれかけをつけていました。

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4条東16丁目

国道12号の交差点脇の三角地に「交通安全祈願像」と記された標柱がたっています。

安置されていたのは、岩見沢市交通安全協会運転者部会と同女性ドライバー部会がまつった観音像と不動明王像。

観音さまはアクリルケースに収められた陶像。

お不動さんはふつう恐ろしい形相をしていますが、本像は少しにこやかなお顔に見えました。

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北村

道道6号岩見沢月形線で北村へ向かうと街の中心部に入る手前の赤川地区に、お地蔵さんがまつられています。

頭光を持つ丸彫りの合掌姿で、ややうつむいた沈痛な面持ちの像。

台石前面に「交通安全」、台石後面に建立者と昭和54年建立の旨の刻みがありました。

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万字

道道38号にかかる英橋の近くに、神社があります。

その脇で合掌していたのは「英橋延命地蔵尊」。隣に「交通安全祈願塔」と記された木碑がたっていました。

台石の刻みは「災難、交通事故死者に対し慰霊と根絶を願い改修する 平成3年 万字仏教会 八大龍王万字教会」。

栗沢町

道道274号栗沢南幌線沿いに、丸彫りで右手に錫杖、左手に宝珠を持つ「必成七号地蔵尊」が安置されていました。後ろには室蘭本線が走っています。

栗沢町教育委員会編の『栗沢探訪』が次のように記していました。

「明治25年に室蘭本線が開通し、その当時道路網が完備せず、鉄道が最高の道路代わりであったが、汽車の通過時間も分からず人身事故が相次いだ。このためこの付近は魔の鉄道と呼ばれていた。(中略)これを契機に真言宗大誠寺 戸部義強住職が音頭を取り、村内有志に相諮りこの地蔵尊を建立した」。

昭和11年の建立で、台石に「札幌 石工 山崎岩吉」「発起者 並 世話人」29人の刻みがありました。

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砺波地区

栗沢と中幌向の途中にある砺波地区はお地蔵さんをまつるお堂が多く、道道728号沿いの約5kmの間で4つのお堂を拝しました。うち2カ所は大正13年の建立。

明治のはじめ、富山県西砺波郡から「百八戸」が移住してきました。厳しい生活環境のなかで、お地蔵さんへの信仰を深めた人びとは、どのような暮らしをしていたのでしょう。

砺波のお地蔵さんは、『栗沢探訪』(栗沢町教育委員会編)と、『北限の石仏たち』(山川 力 水来社)に紹介されています。また、市のウェブサイト「岩見沢の記念碑3 地蔵尊・供養塔・慰霊碑など」にも、多くの石仏が紹介されています。(https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/cassette_content/content_20170720_144319.pdf)。

この地区は今は交通量の少ないところです。お地蔵さんたちは静かに交通安全を見守っていました。