国道452号沿いにたつ「交通安全祈願塔」は、桂の角材です。
その基部に、高さ30cmほどで合掌姿の浮彫り像が安置されていました。
道路の直線化にともなって速度超過の車が多くなり、この地区で5年の間に7件の交通事故が発生して3名が死亡。
町内会は犠牲者の供養と事故絶滅を願って、昭和50年に「交通安全祈願塔」をたて、昭和53年に遺族の建立したこの地蔵尊が現在位置に遷座しました。
遠幌地区の方々が発起人になって、昭和四十二年に小学児童の交通安全を願う「交通円満地蔵」を建立しました。
右手に錫杖、左手に宝珠を持つ丸彫り像で、福々しい大きな耳と大きな目が特徴の地蔵尊。
この特徴のある名字は、台石に刻まれている発起人10名の総意で名づけられました。
南部地区にも地蔵尊がまつられているとのことです。
「葬斎苑」の入り口近くに、「厄除地蔵菩薩」のお堂がたっています。
その地蔵尊は錫杖と宝珠を持ち、長い数珠を首からさげた丸彫りの座像。
昭和二十九年、カーブを曲がりきれなかった車が崖下へ転落し、運転者が死亡。この尊像は一周忌に遺族によって建立されました。
国452号沿いにある自動車教習所の向かいに二つの地蔵堂が並んでいます。右側の地蔵堂が「首なし地蔵尊」。
近くにある石勝線の魔のトンネルで自殺や事故死が多く発生したため、遺族の方がこの尊像を建立しました。
ところが、このお地蔵さんの首が落ちてしまいました。修理しても、またいつのまにか首なしになるので、「首なし地蔵尊」と呼ばれてきました。でも、子どもの守り地蔵尊として評判が高く、多くの参詣者が訪れたとのことです。
拝顔した折、お地蔵さんの首は載っていましたがやや右上を見上げるお姿でした。
むかし、道道3号札幌夕張線で夕張に入るためには、三十七曲がりの難所を越える必要があったそうです。
昭和41年に隧道ができましたが、それでも交通死亡事故が絶えませんでした。そこで昭和49年、多くの団体や市民が協力して「交通安全 無事故祈願像」を建立。
新道ができたことにともなって平成21年、この尊像は現在地に移設されました。
合掌する丸彫りのお地蔵さんで、身の丈に比較するとやや大きめのお顔です。隣で丈50cmほどの浮彫り地蔵尊が合掌していました。
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