国道235号沿いの高江地区に、交通安全旗に囲まれた朱色のお堂があります。
右手に錫杖、左手に宝珠を持つ丸彫りのお地蔵さんがまつられていました。一回目の拝顔時は赤い頭巾に赤い着物姿でしたが、二回目は衣をぬいで白いサファリハット帽をかぶっていました。どちらも夏のことです。
『続新冠町史』は、
「高江の国道235号線の路傍にたつ交通安全地蔵は、昭和四十三年頃この場所で三名が死亡する事故があり、その死者の供養と事故防止を祈願してたてられたものです。毎年行われる交通安全運動の初日には、地蔵前では僧侶を招き供養と祈願が行われている」と記していました。
2歳くらいの男の子とお父さんが、備えつけの密封容器から線香を取り出して、お地蔵さんをお参りしていました。父子は散歩の途中に立ち寄ったとのことです。
お堂には、合掌姿の頭光を持つ丸彫り像がまつられていました。赤い頭巾が頭光部も広く覆っているため、たいへん目立ちます。台石の刻みは「交通事故死・海岸事故死 供養地蔵尊」。
東静内から10kmほどえりも寄りに宝形造りのお堂。
昭和55年に造立された、頭光を負う高さ約50cmのお地蔵さんがまつられています。
右手に錫杖、左手に宝珠を持つ丸彫り像で、台石の刻みは「交通安全地蔵」。
東栄地区で、国道脇におたちの六地蔵と「子授け地蔵」を拝しました。
六地蔵の持物(じぶつ)はそれぞれ異なります。
六地蔵の隣にたつ、「子授け地蔵」のお堂です。
この地蔵尊は、直木賞作家・佐藤愛子さんのエッセー集「日当りの椅子」で、全国的に有名になりました。
お堂のなかには、お菓子・飲み物・ぬいぐるみ・千羽鶴などがいっぱい。
日高振興局のウェブサイトに、「頭を三回撫でて子授けを祈ると、ご利益がある」とありました。
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