六地蔵の信仰は11世紀ころに誕生しました。人が生死を繰り返す六つの世界、すなわち天道、人道、阿修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道を受け持つ六地蔵さんがいるという信仰です。
札幌市南区にある真駒内滝野霊園の門前に、六地蔵さんがお立ちです。
今時の「密」対応ではなさそうですが、やや大きめの像ゆえか、間隔をあけて並んでしました。
写真は門の左側に立つお地蔵さんで、門の右側にも同じお地蔵さんと高さ50cmほどの小さなお地蔵さんが少し密に並んでいます。背後にはモアイ像？
お地蔵さんの持物を確認するため、左から順に並んでもらいました。
先に紹介した三笠市の龍興寺のお地蔵さんとはかなり異なります。
こちらは霊園内にお立ちのお地蔵さん。持物は同じですが、はじめに紹介した像と異なり、お顔の背後に据えられている頭光（仏さまの体から発するという光をかたどったもの）がありませんでした。