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春が来ました

一昨日(3/28)、札幌西区の「山の手草ぶえ公園」から見た標高311mの三角山です。

公園内には少し雪が残っていましたが、気象台の発表によると札幌の積雪は23日に0cmになりました。

やっと春です。

散歩をしていると、あちこちの庭にクロッカスやフクジュソウの花が見られるようになりました。

これはマンサクです。枯葉が落ちないで残っていて、花は小さめなので見過ごしてしまいそうです。

花びら(花弁)は4枚、黄色でやや縮れた長さ1.5cmほどのリボン状。

マンサクの語源は、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説や、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説があるとのことで、多くの変種、亜種、品種があります。


道端には、フキノトウやハコベ(コハコベ)も見られました。

コハコベの花の直径は6mmほどで、5個の花びら(花弁)は基部まで裂けているため、10個の花弁があるように見えます。この花の雄しべの数は3個でした。

コハコベは下の写真のように、上部の葉に柄がなく、下部の葉には10mm前後の葉柄があります。茎には片側にだけ1列に毛が生えていました。

近似種のミドリハコベとは、茎が暗紫色を帯びていること、雄しべの数が5個より少ないことで区別しました。なお、両種の違いはたね(種)の形を調べたり、正確な判別には染色体を調べたりすることが必要だそうです。

 

 これからは花の季節。当ブログでは折を見て、道端に咲く花の話題を発信していきます。素人につき不正確な場合があるかもしれません。また、コンパクトデジカメでの撮影ですので鮮明な写真は期待できないことをご了承ください。