麻生のお地蔵さんについては、本ブログで昨年1月に紹介しました。
コロナ禍の折ですが先月19日、北陸銀行麻生支店前で麻生けっぱれ地蔵さんをお参りしましたので、もう一度登場してもらいます。
この日のお地蔵さんは、赤い冬用のジャンパーを着込み、マフラーを巻き、マスクをつけていました。
写真を撮っている間にも、お地蔵さんに手を合わせる人を見かけました。みんなに愛されているお地蔵さんなんです。
マフラーには「滅」の一字。コロナ撲滅の願いでしょうか。
お地蔵さんの前には七福神。
左から福禄寿、布袋、寿老人、弁財天、大黒天、毘沙門天、恵比寿の神さま。
左後ろにたつ説明書きの最後の3行は、次のように記されていました。
※皆様からの浄財は、地域の交通安全や
防犯活動団体に寄付させて頂きます。
麻生の亜麻に魅せられて
小さな字で書かれた最後の一行が不思議に思い、「亜麻」(あま)を調べてみると、
その花言葉は「あなたの親切に感謝します」。これで、納得。
札幌市北区役所のホームページによると、
「北区の麻生地区には、明治から昭和にかけて亜麻工場がありました。
当時、北海道では農作物として亜麻が盛んに栽培されており、この工場では亜麻の茎から糸の原料となる繊維を採取していました。これが「麻生」という地名の由来ともなっています」、とのこと。
(https://www.city.sapporo.jp/kitaku/syoukai/rekishi/amanorekishi.html)
平成30年度に作成された冊子「亜麻のまち麻生」のPDFファイルを、上記ホームページから入手できます。
麻生けっぱれ地蔵さんは神出鬼没。
これまでに、わたしが確認した地点を赤丸で地図に示しました。
5差路、郵便局前、北銀前の2箇所です。