レンガの建物には、ツタがよく似合います。
ここは琴似駅近くの「レンガの館」、写真は9月10日に撮りました。。
この建物には「コミュニティFM三角山放送局」が入っていて、FM76.2MHzでラジオ番組を放送中です。
下の写真は2018年8月に撮ったもの。ツタが全館を覆っていました。
電柱に這い上がったツタを見つけました。
まるでモンスターのよう。感電の心配はないのかな?
ツタの葉の形は色々で、長さ5〜15cmほど。
ツタはどのようにして電柱や外壁を這い上がっていくのでしょうか。
『北海道の樹木 ベストセレクト100』(佐藤孝夫著)は、「ツルは巻きひげを持ち、分岐した先の吸盤で他の木や石垣、岩などを這い登る」と記していました。
そこで写真のように観察のしやすいところで、よく見てみると……。
左の写真のようにツルの先端部に、白っぽい若い吸盤がありました。
少し成長すると、若葉の下に見える赤い色の吸盤になり、外壁にぴったりと付着。
さらに成長すると吸盤は赤色から茶色になり、直径は3〜5mm。
近くのアパートの外壁にもツタが這っていました。そして、その一部はすでに秋の色。
以上、ツタない話でした。