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三角山の坂/その2

三角山の裾野の住宅街。そこにある①②③、三つの坂を紹介します。

北1条・宮の沢通にたつ「三角山散策路入口」と書かれた標示。

赤矢印が上記①の坂の入口です。

坂の下から見上げると、右側に浄国寺、後には三角山。

坂の途中から見下ろすと、左側のお寺のブロック塀に沿って、かつら(桂)の木が並んでいます。

数年前に枝払いをしたので、今はまだ寂しい状態。

そのブロック塀にある説明書きです。

 

「日々上り下りする坂道に親しみのある愛称をつけようと、広く町内外の皆様から名前を募集したところ、浄国寺境内桂並木の景観に心を打たれて名付けられた「かつら坂」がこの山の手一条通りの愛称として選定されました。

平成25年4月 山の手第26町内会」

 

10年前は、名なしの坂だったのですね。

かつら坂を登り切ると、三角山散策路の宮の森入口。

 

ここには山の手入口(海抜77m)のような駐車場はなく、登山者は坂の起点(海抜28m)から歩きださなければなりません。

坂の上から見たかつら坂の全景。

長さ約400m、勾配約11%です。

 

坂の下には1.5kmほどの直線道路が続き、突き当りは旧国道5号沿いにある、「A字ビスケット」でおなじみの坂栄養食品「レトロスペース 坂会館」。

かつら坂に並行している②の坂は、ひだまり坂と命名されました。

写真左は坂の途中にある「ひだまり公園」。

写真右はそこから見下ろした坂の全景。

③の坂は、ひふ見坂と呼ばれています。

坂の起点は北1条・宮の沢通の交差点で、そこに山の手1条と山の手2条の標示。

「ひー、ふー、見ー、坂」いい呼び名ですね。