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散歩で出会ったアオイ科の花

新年はじめのブログは、きれいな花で明るくハナやかに飾りたいと思い、散歩で出会ったアオイ科の花を、主にアップで紹介。

 

最初の花はタチアオイ(立葵、Alcea rosea)。

古くに中国から渡来した栽培種で、いまでは道端や空き地でも見られるおなじみの花。ビロードアオイ属 Althaeaから タチアオイ属Alcea に変更されました。

散歩のときに出会った花は以下のように赤、ピンク、白。このほか紫や黄色もあるそうです。

ジャコウアオイ(麝香葵、Malva moschata)は、ヨーロッパが原産地。

花色は白からピンクで、花径は4cmほど。

ゼニバアオイ(銭葉葵、Malva neglecta)はユーラシア大陸が原産地の帰化植物。

直径1cmほどの白色〜淡紅紫色の花をつけます。

ムクゲ(木槿、Hibiscus syriacus)は中国が原産。

日本へは古くに渡来し、平安時代初期にはすで植えられていたとのこと。

花色は白やピンクなど様々。径は5 - 10cm。

 

フヨウ(芙蓉、Hibiscus mutabilis)も中国から渡来して、古くから栽培され、日本では温暖な地域で野生化。

 

花色はピンクや白で、直径10-15cm程度。めしべの先端が上へ曲がっています。

下の花はアメリカフヨウ(Hibiscus moscheutos)に似ていて、葉はモミジアオイ(Hibiscu coccineus)のように切れ込みが深い。ということで、おそらく交配種のタイタンビカス(学名 Hibiscus x Titanbicus)か。 

栽培種には交雑品種が多いとのことですので、種名はハテナ(?)にしておきましょう。

ムクゲとフヨウは木本で、ハテナ(?)は草本。

これらはアオイ科のフヨウ属(Hibiscus)です。

属名のハイビスカスは日本では沖縄を代表する南国の花。

 

お正月に北国から発信するブログに、ハイビスカスは似合わなかったかな…。

写真はコンパクトデジカメで撮影。ホームページ向けにサイズも縮小したので、出来はよくありません。撮る技術も……。