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大照寺のお地蔵さん

 

札幌の地下鉄大谷地駅から歩いて5分ほどのところにある大照寺。

 

真言宗智山派で昭和48年の開創です。ご本尊は不動明王。

 

上の写真の赤い矢印の岩に、ご詠歌が刻まれていました。

 

「はるばると まいるこころは るりのさと さとりのちかい よよにてらさん」

(はるばると 詣る心は 瑠璃の里 悟りの誓い 世々に照らさん)

 

また、黄色の矢印(左側)の岩には、

 

「あらたかや ひがしのおかの のりのその ちからあふるる じひのみでらに」

(あらたかや 東の丘の 法の園 力あふるる 慈悲の御寺に)。

当寺は北海道八十八ヶ所霊場の八十七番札所であり、同霊場の八十八番結願所でもある。

さらに、北海道三十六不動尊霊場の三十四番札所でもある。

 

御本尊を不動明王とし、昭和59年に交通安全の願いを込めて設立された八十七番札所の法楽堂。

 

階の梵鐘は道内有数の大きさを誇る。

 

法楽堂と本堂の間にある観音地蔵霊場。

 

青い矢印の石版には「観音地蔵霊場開眼 昭和五十四年…」の刻み。

 

赤い横棒線の所には六地蔵、5本の矢印の所にはそれぞれお地蔵さんが祀られていました。

 

六地蔵さんです。

5体のお地蔵さんを、右から左の順で紹介します。画像をクリックしてみてください。

 

2番目の尊像はお顔が損傷していて、お気の毒な状態でした。

当寺のホームページに、

地蔵堂にご本尊の地蔵菩薩と脇仏三千体の水子地蔵尊を奉安しているとの記がありました。